こんにちは!
産前産後専門治療院Kurumiです!
本日は妊活するなら生活習慣を見直そう!
ということで、運動やダイエットと女性の体の関係性についてお話ししていきます!
長時間の練習に励み、肉体を酷使する女性アスリートには、無排卵月経や無月経が多いことはよく知られています。
女性は男性よりも激しい運動の影響を受けやすく、過度の運動による疲労が加わると、卵巣はその影響を受けてしまいがちです。
また、急激なダイエットによって、体重が急カーブで減少すると、激しい運動同様に、無排卵や無月経を引き起こします。
女性アスリートの場合、激しい運動や長時間の練習により、カロリー消費量は多く、結果、体脂肪率は非常に低くなり、毎日急激なダイエットを繰り返しているのと同じなのです。
また、急激なダイエットによる無月経は、10代の若い方だけでなく、本来は性成熟期の30代女性にもみられます。
美しくありたいという願望が背景となっています。
排卵のある正常な月経リズムが繰り返されるには、ホルモンが視床下部→下垂体→卵巣の流れで、十分な量が分泌されていないといけません。
しかし、激しい運動によるホルモンの乱れは、司令塔である視床下部性の無排卵になりやすく、早めに治療を始めないと症状の程度が高く、治りにくくなる傾向があります。
どちらも早期発見と治療が必要です。
産婦人科では症状に応じてホルモン治療を行いますが、もともとの原因を解消することも大切です。
過度な運動が原因の場合には、運動量を減らし、体重の増加を図ります。
急激なダイエットが原因の場合には、まず食習慣を見直し、体重の回復に努めます。
女性アスリートの場合、指導者が無理解なだけでなく、本人も、激しい運動が無排卵や無月経を引き起こすことを知らない場合があります。
最近は、産婦人科医および先輩アスリートを中心に啓蒙が図られるようになっていますが、周囲にそのような方がいたら、ぜひ、注意を喚起して欲しいと思います!
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