こんにちは!
産前産後専門治療院Kurumiです!
本日は「妊娠ビタミン」と呼ばれているビタミンEのお話をしていきます。
アンチエイジング効果があるとしてよく知られているビタミンEは、別名「妊娠ビタミン」と呼ばれ、妊娠には欠かせない栄養素です。
その効果は妊娠体質を作るだけにとどまりません。
「血管ビタミン」「ホルモン調整ビタミン」という別名を持ち、アンチエイジングと血流アップにも欠かせない、いってみれば頼もしい女性の味方です。
ビタミンEは抗不妊作用があるとして1992年に発見されました。
脱脂粉乳で育てていたラットが不妊になってしまうことがわかり、その原因をつきとめるべく様々なものをラットに食べさせて妊娠するかどうかを調べました。
その過程で発見されたのがビタモンEです。
妊娠に関わる作用としてどのようなものがるのかお伝えしていきますね!
まず、排卵の促進、卵巣重量の増加、ホルモン調整などが挙げられます。
月経周期を正常にする働きもあるので、生理がこない、来ても無排卵、生理の周期が一定でない、といった月経異常の方の治療にも使われています。
加齢とともに卵胞に伸びる血管が細くなり、十分な栄養が卵子にいかなくなることも、卵子老化の一つの原因と言われています。先にお話ししたように、ビタミンEには血流を良くする効果もあるので、卵子に必要な栄養を運んでくれる効果も期待できます。
妊娠時には、胎盤の血流を促進してくれます。そのため、赤ちゃんに十分酸素や栄養が届くようになります。
また、出産時には、赤ちゃんが産道を通る間に酸欠になるのを予防する働きもあります。
産後はホルモン調整作用と乳腺の血流促進作用で母乳の出を良くする効果も期待できます。
ですから母乳の出をよくしたいという方にもおすすめです!
このようにビタミンEには、妊娠前はもちろん、妊娠中から産後までお母さんと赤ちゃんをサポートしてくれる働きがあるのです!
もう一つ見逃せないのがビタモンEの抗酸化作用です!
ビタミンEの抗酸化作用は卵子の老化予防にも繋がります。
酸化とはいわば体のサビです。そして長く生きていればいるほど酸化は進んでいきます。
このサビが脳や血管、内臓にどんどん溜まっていくこと=老化というわけです。
サビが溜まるのは、脳や血管だけではありません。卵子にもサビが溜まっていきます。
その時卵子のサビを取ってくれるのがビタミンE。ビタミンEの抗酸化作用は、ビタミンCと一緒に摂ることで体内で有効利用され抗酸化作用も持続します。つまり、ビタミンEを摂れば卵子の酸化を防ぎ、その老化を遅らせるだけでなく、その状態を持続させることができるのです。
卵子のアンチエイジングのためにも、35歳を過ぎた方には特におすすめの栄養素です!
<ビタミンEを多く含む食材>
アーモンド、ヘーゼルナッツ、落花生、アボカド、カボチャ、サツマイモ、モロヘイヤ、赤ピーマン、ほうれん草、キウイ、豆乳、カニ(水煮缶)、ツナ(缶詰)、アユ、ハマチ、サバ、ウナギ、銀ダラなど
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