こんにちは!
産前産後専門治療院 Kurumiです!
今日は妊娠中の貧血について
お話していきたいと思います。
妊娠中は貧血になりやすいというのはみなさんご存知でしょうか?
妊娠を経験された方は検診で検査を受けたりしてお医者さんに指摘されたというケースも少なくないでしょう。
この場合の貧血とは主に
「鉄欠乏性貧血」のことを指します。
妊娠中は胎児の成長に欠かせない「鉄」をたくさん供給するので貧血になりやすいです。
また、胎児に血液も十分に供給しないといけないので母体の血液量が生理的に増えます。
血液量とは細かく分けていうと
・血漿(わかりやすくいうと液体の部分)
・赤血球(血液の主成分の一つ)
が増加します。
赤血球はヘモグロビンというタンパク質が大半を占めているのですが、
このヘモグロビンとは
・ヘム(鉄)
・グロビン(タンパク質)
が結びついたもので酸素を運搬する役割があります。
さて、話を戻します。
生理的にこの血漿部分と赤血球数が増えていわゆる血液量が増えるということが起こるのですが、
赤血球数が増加する割合よりも血漿が増加する割合の方が大きくなるため、
赤血球の濃度が薄まることになります。
つまり、相対的に貧血の状態になるということです。
これは生理的な反応なので、合併症というわけではないのですが、実際に胎児にも鉄をたくさん供給しているのも事実です。
現代の女性は妊娠することに関わらず、毎月ある生理の影響もあって常に鉄不足の方が多いです。
なので妊娠前から意識して鉄を摂るようにして、妊娠中の貧血を防げるようにしてもらいたいと思います。
当院ではマタニティ整体を提供していますが、それにプラスして栄養指導・食事指導も必要な方にはさせていただいております。
食事のことだけを聞きたいというのも大歓迎です。LINEにて気軽にメッセージいただければお答えしますのでご活用くださいね!
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